昨年、私は夜中からの下腹部痛で、
朝、会社へ行かず、そのままお世話になっている婦人科へ直行した。
内科というよりは、もっと下・・子宮近くが痛かったから。
すぐさま、血液検査と尿検査をして、腎盂炎の一歩手前と診断され、
二日分の点滴を一気に打たれた。
「よく我慢したわね~、夕方までこなかったら倒れてたわよ~。」と言われ、
しばらくは点滴通院とお達しがでたので、
私は真面目に毎日二日分注入の点滴に通院したのだった。
実際、痛みを我慢してたのは一日くらいで、それまで気づかなかった位なので、
知らないうちに、ひどくなっていったんだろうなぁ。
腎盂炎はよく膀胱炎からなったりするそうだけど、
どうやら私の場合、感染症からの細菌が入ったとかで、えらい辛かった。
ついでに、その数週間前から気になっていた体調の異変を相談してみた。
朝は元気なのに、午後になると熱がでるのだ。
昼~夜の間に一時間くらい。
風邪かなぁと思って、解熱の薬を飲んだりしてたが、
一時間もすれば治るので、いつも、ほったらかしにしていた。
先生は、腎盂炎の感染症のせいでしょうとおっしゃってくださって、ほっとした。
ところが、だ。
その後も一向に37~37.5℃の一時微熱は治まらない。
寒い夜なのに寝汗をかく日まで出てきた。
そして・・・手に力が入らなくなった。
物が握れない。スーパーで商品棚からものが取れない。家でも箸からポロポロ落とす。
計ってみると、握力が6㎏しかなかった。電車で酔うし、息切れしてすぐ疲れるし・・・。
そして、身体がふらついて、起きあがれない日が増えてきた。
一体どうなっちゃってるの?わたしの身体・・・。
近くにある大学病院へ行ってみた。
血液検査・尿検査・胸と頭のレントゲン、多少の感染病はあったが、
特に原因は分からないようで、『慢性疲労症候群』ではないかと言われた。
紹介状を書くから、診てくれる他の病院を自分で探してくるように言われる。
なんとここまで三ヶ月かかった。
その間に、どんどん症状は悪くなっていった。
ああ、所詮他人事なんだなぁ。大学病院って。
こんなに辛くて、苦しいのに。今まで出来ていた事ができなくて、
まるで、自分の身体じゃないみたいなのに。仕事だって、ちゃんと行きたいのに。。
いつも一番傍で見守ってくれている彼は、
私が無理をしているのも、ちゃんとお見通しだった。
毎日、もう会社は辞めなさい、身体が大事だよ、無理することない、
治ったら仕事探せば良いんだから・・・。と言い続けてくれた。
そして、とうとう私は、12月末をもって、退職する決意をした。
会社でも辛かった。重い書類や荷物が持てない。通勤でのぼせと吐き気に襲われる。
でも、仕事だからと、痛くて重くて辛くて涙が出そうになるのをグッとこらえて頑張った。
最後の出勤をした日、彼から貰ったメールには本当に救われた思いがしたし、
優しさと思いやりの文面に、シンビンと見て、涙が止まらなくなった。
帰宅した彼に「何泣いてるの?」と言われ、
「だってあのメールが(感動したんだもの)」と言うつもりが、何故か、
「だって、シンビンがぁ!」と口から出てしまった。
気持ちよくお昼寝していたシンビンが、ハッと起きあがり、
濡れ衣に怒りをこめて、私にふさふさ攻撃をしてきたのは言うまでもない。
ごめんね、シンビン。
今、私は他の病院で新たに原因究明と、治療を始めました。
早く見つかってくれることを、願うばかりです。。